地下道のお菓子より

いつしかの君へ

大好きの形象化

 

6月22日、大好きなアイドルが30歳になった。

 

30歳…?三十路…?おじさん?いやいや、まだまだプリティーなアイドルでしょう、にゃんにゃんしてても可愛いねと心から言えるのだから…!と思っていたが、ご本人が30という節目にしみじみとしているのを見て、埃を被ったブログに再び手を出してみようと思った。

 

私が初めて伊野尾さんのことを好きになったのは5年前、舞台「カラフト伯父さん」を観劇した友人が"伊野尾慧"というアイドルに突然ハマったことから始まる。その友人が偶然にも同担拒否ではなく、むしろ同担を増やしたい側の人間であったため、それなりのステマを受けた結果、私は晴れてジャニオタになった。

嵐の二宮くん以来のジャニオタ。その頃はまだ自分でお金を稼げる歳でもなく、知り合いからもらうグッズのお土産や音楽番組で愛を繋いでいた。そんな私もジャニーズを卒業していろんな界隈へ飛び込み、沢山の荒波を経験した末帰ってきた。*1

 

伊野尾さんを取り囲む要素ひとつひとつが好きだった。普通の大学を卒業しているところが好きだった、指が綺麗でピアノが弾けるところが好きだった、妹のことが大好きで、実家で飼っている犬のことを嬉しそうに話すのが好きだった。美しい顔つきなのに重い前髪の奥には不揃いの凛々しい眉があるところが好きだった。身長が特別低くもずば抜けて高くもないところが好きだった。お仕事の関係で金髪になった時のAinoArikaが好きだった。自然に踊るところが好きだった。雑誌でお気に入りの曲を聞かれた時シングル曲やデビュー曲などを挙げる中1人だけ初回アルバムにしか入ってない「Endless Dream」を挙げるところが好きだった。喋り方もどこか冷たくて、でも素直なところが好きだった。

当時抱いていた好きを、言葉に表すことは比較的簡単に出来る。単純だったから。今はこんなにハッキリと言うことなんてできないかもしれない。それはきっと、伊野尾さん自身の成長でもあると同時に、本人が発するものを受けて私なりに消化した"好き"の更新の果てである。紡げる言葉の限界を超えてしまった、苦し紛れの"好き"で、全てを表すしかなくなってしまった、実に無念。

 

 

察しの通り、当時は24時間テレビのメインパーソナリティーになっている時期。厳密に言えば24時間テレビ前に好きになったものの、大きく括るなら私も"伊野尾革命"の時期に好きになった伊野尾担。コンサートに行けば青色に身を包む女の子が、過去の映像よりも増えていたり、マッシュヘアーのシルエットのうちわが増えていたり、Hey!Say!JUMPの中でも前線を張っていけるような人になっていた。

ただその前のことを、その新鮮な感情で感じることができない。大学生だった時のこともわからない、MVで見切れる姿も、ソロパートがない時も、テレビで映らない時も、その瞬間に体験することが、絶対にできない。世の中には色んな人がいて、自分の大好きな人が気付かれない世界を本当に悔しく思う人や、こんなにも輝ける人が端っこにいることを知っている独占欲と優越感が好きな人もいる。そんな些細なことに一喜一憂できる当時ならではの貴重さが惜しくて、「出会うのが遅すぎた」と何度も嘆いていたことを昨日のように覚えている。出来ることなら、私だって初舞台を決定した時にお祝いしたかったし、テレビで話題を振られているのを残念そうにしてみたかった。

 

嵐でも行くことのなかった、人生で初めて行ったコンサートで、伊野尾さんの顔うちわを抱え込みながら*2、実際に初めて見る"アイドル"に思わず背筋が伸びた。キラキラした、液晶の先を眺め続けていた人が、いま、目の前にいることの迫力。街中で一目惚れしてしまった時によく電流が流れるといったような表現をする少女漫画があったりするが、あの衝撃が電流ではなく、風に近い、広範囲な何かで衝撃を受けたような…そんなものだった。*3

登場したすぐ後、たまたま目を向けた先に私の抱えるうちわがあったのだろう、そのあと私の顔を見て、数秒間、時が止まったように、微笑むわけでもなく睨んでいるようなただ私の奥にある何かを見ているような、でも目は合っているような、と不思議な時間を体験した。*4「これがアイドルの力なのか」とも思った。ときめきとか、興奮とか、焦りとか恐怖とかが混ざった、曖昧な何かを受けたあの瞬間がなかったら、今もこうやって足を運ぶことなんてなかったかもしれない。その衝撃を与えてくれたのが伊野尾さんだっただけであって、ファンサ(と呼ぶほどでもない)ってそんなもんだよ、で済む話なのかもしれない。けれど、アイドルについて何も知らない私にとっては、その曖昧なものを感じるか感じないかで、次の日、1ヶ月後、1年後が違ってきていたと思う。

その感じた"曖昧な何か"を、PARADEのオーラスという、伊野尾さんの20代最後のコンサートで、伊野尾さんの顔うちわを抱え込んだ時、もう一度その瞬間を体験できたことに、少しだけご縁を感じたりする。*5

 

パーソナリティーに選ばれ、V6の岡田くんからいじられまくったそれからの露出の勢いは凄まじく、ソロパートは勿論曲の歌い出しのソロ、増えた前列の立ち位置、番組のレギュラー、ドラマ、映画、特集、表紙、伊ニャー慧とか。急激に仕事が増えたとしても、伊野尾さんは一つ一つの仕事で着実に成果を残して来たし、決して"時の人"になることはなかった。伊野尾さんは自分が取り上げられて、たくさんの人に愛でられたり、舞い込んでくるお仕事だったりが、いずれ終わりを迎えるものだということもどこかで理解していたように思う。だから中性的なアイドル像になることも建築アイドルへの地位の確立も自然にこなして、自然に落ち着いていったのかもしれない。"終わり"がくることを理解した上でこなしてきた仕事があったとしても、当時に決まったレギュラーの仕事をやり続けているのは、伊野尾さんの人を惹きつける力と、努力の賜物であることには間違いないだろう。ライブ終盤でへばることもなく、歌も上手くなって、バライティーで手を口元に持ってきておしとやかに笑っていた時よりも遥かに瞬発力や対応力が上がっている。裏では何かを犠牲にしたり並々ならぬ努力もあったりしているかもしれないが、私頑張ってます、という姿を全面的に出していくのではなく、時の流れに任せて自然にこなしていく姿がそこにはあったように感じていた。

 

 

24時間テレビ当時、「伊野尾革命期に伊野尾担になった奴はそのうち消えていく」なんて言葉があった。だから好きになった時期をわざと隠したり、永遠の新規だと謳ってみたり、批判されないように、静かに居場所を探し続けるファンがいた。少なからず、私の周りは多かったように思う。魅力のある人のことを堂々と好きだと言えない世界はあまりにも残酷だが、ある日突然日の目を浴びた自分の好きな人が、自分より何も知らない人にちやほやされるのを良く思わないその気持ちに理解がないわけではない。現に、ぺらっぺらのイチファンの私が論文程度の文字を連ねて話しているのが烏滸がましく感じるし、後ろめたさもある。。ただ、ジャニーズでは"担降り"が珍しい話ではなく、車を買い替えてみるとか、気が向いたから引っ越す、くらいにはある。姿を消したオタクなんて伊野尾担じゃなくてもかなりの数いる。そんな後ろめたい時代があっても、それでも応援したくて、今も根強く応援してくれる人がいるアイドルに、魅力がないはずがないし、追わせることのできる力が絶対的にあったのだな、と冷静に思ったりする。当時の私ではこんな考えに昇華できなかったし、まだまだ未熟ではあるけれど少しは大人になったのだなと感じる。5年って大きい。

 

伊野尾さんにとっての20代は、年を重ねていっても類を見ない濃さになるのだろう。今でも、私にとって20代前半の伊野尾さんに立ち会えなかったことの惜しさは大きいし一生悔やんでしまうのには間違いない。が、過去に囚われている暇なんてないくらいに駆けていった20代は、伊野尾さんにとっても、ファンにとっても、私にとっても、かけがえのない宝物であり財産であり、離したくない、忘れたくない思い出だろう。むしろ、そんな20代と別れを告げることが、なにより過去に囚われてしまう事象であるかもしれない。

あの20代は凄まじかった、あの時が、ナントカ、とか、ふと言っちゃうかもしれないけれど、じゃあ30代の伊野尾さんの魅力もこの先は皆無なのか?と言われたら絶対にそんなことはなくて。だって、現にこんなにも冷静で、物事を客観的に見れて、培われた分析力もあれば素直で他人を思いやる心もある、コミュ力も備わって、少年のような恥じらいがあって、時に出るわかりやすい感情があって、突き放すことも縛ることもないような温かさを持つ人が、30歳になってしまったら、むしろ怖くないですか。そんな人がアイドルをし続ける選択をしてくれたら、それはとっても幸せなことだなあって。

 

アイドルである前に、人間としての魅力が詰まった存在を、どうかアイドルである間だけでも追わせてほしい。大好きな人が目指すアイドルを、大好きになれる自信がある。その根拠がが「大好きな人だから」以外にない。

良い意味で、どうかそのままの、自然体で、のびのびとした、可愛いあなたでいますように。

 

 

30歳という、伊野尾さんにとって大切にしたい、大事な節目の瞬間に、立ち会えたことに感謝しながら…

伊野尾慧さん、30歳のお誕生日おめでとう。

 

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p.s.

どこかのライターさんが「伊野尾慧はホワイトモカみたいな人だ。」みたいな記事を書いていらして、ちょっと面白かったのでそれから冬はホワイトモカを飲むようになったのですが、記憶が曖昧でなかなか見当たらない。もう一度あの記事を読み返してみたい…。

 

*1:どうでもいい話だが嵐のグッズのpopcornバンダナとかを後に調理実習の三角巾で使った時には他の嵐担から猛烈な批判を受けたりした…今思えば思い切ったことをしているとしみじみ…

*2:ペンライトが大好きな私氏、ツアー初日にペンライトが売り切れて泣きながらうちわを抱えていたという余談

*3:語彙の限界

*4:幸いなことにメンステ近くの最前スタンドだったこともあり、手元を遮るものがなかったんだと思う

*5:ペンライトはちゃんとあったので泣いてない

無題

 

 

これは本当、ただ朝眠れずにいる人の独り言ですので、そのまま右から左へ流していただけたらと思います。(なので突っかからないで…)

 

 

わたしが初めて人の名前が書いてあるうちわを作ったのは、あなたが初めてでした。何も書いていない無地の大きな黒いうちわと、初めて買った蛍光色のシートを買うのも、初めてだった。

jr.としての公演がまだ主流にはなっていない頃の、初めて行われたjr.祭りに持っていくためのものでした。誘ってくれた関ジュ担の友人、心から感謝しています。

 

結局何が何かわからないまま終わった。ただあなたが存在しているその姿が、なにより愛おしくて、大好きでした。初めて見た少クラ初披露のAmazing!!!!!!、大好きすぎていつもAmazing!!!!!!の「!」は6つ必ずつけていましたね。本当に大好きな曲。"おまえらは守るから どこまでもついてきな" あまりにもSixTONESらしかった。頼もしかった。

 

いつからだろう、いつの間にか、わたしの好きなグループはSixTONESではなくなっていた。明確な時期は覚えていない。なんとなく、少クラでジャポニカスタイルが初披露されて「布」と叫んでいた記憶はある。受験期の私に良くしてくれたスト担の方から送ってもらった少年たちのフォトセが家にある。ただ、それだけが、わたしがSixTONESを好きだったという最後の印になっている。

 

SixTONESのことが好きだったことは、実は血の迷いだったかもしれない。失礼なのかもしれない、でも今はそう思っている。大好きだったjr.は辞めたり、再編成したり、波乱万丈ではあるが、SixTONESだけは、血の迷いだったかもと思ってしまう。私には戦闘民族の血が流れてはいなかったのだろう。人には向き不向きがあるし、この世には適材適所という言葉もある。

ただそれは、決して、断じて、SixTONESの悪いところではない。SixTONESのよいところは、血の気が多くて、その強さが誇らしくて、頼もしくて、人を惹きつける魅力であることは、重々わかっている。勘違いしてもそこを否定することはない。ただそれが、わたしには向いていなかったことに気付いてしまっただけである。

追いかけるのが苦しくなっていた。彼1人が好きでも、人気になるにつれ完成されてゆくグループの色を好きになるには、私には難易度が高かった。降りてしまった。好きな推しのグループを聞かれて答えなくなってしまった時が潮時ですね。キントレのペンラの数が1番多いのがSixTONESだとしても、うちわをちゃんと作ったのは彼だけだとしても、オタクには推しから降りるタイミングがちゃんと用意されているのだと察する。

 

ほんの数ヶ月の勘違いだったかもしれない、でも、あなたがいなければ私は今頃沢山のjr.に目を向けることはなかったし、あなたがいなければ会えなかった人たちがいる。たった数ヶ月、新規で始まり新規で終わる身分の低いものではありますが、、。

 

あれから数年、悲願のデビューですね。おめでとうございます。昔の女の顔をするには、愛もご縁も体力も足りないですね。

田中樹さん。特に顔が、大好きです。おめでとうございます。益々のご活躍をお祈りします。

 

 

 

 

 

青く澄んだ空を駆け抜けていく風のように #にゅすほめ

 

 

この記事はしきさん(id:shikishaa)が企画してくださっている #にゅすほめ の13日目にご縁がありましたので、恐縮ではありますが寄稿させていただきます。

 

www.adventar.org

 

ツイッターはてブロとあんまり来ないaskをひっそり行っています、しゅわです。余談ですが「わ」はパソコンだと打ちにくいですね・・・シュッてっすればいいのにね携帯はね。

今回は奇跡的にQUARTETTO円盤フラゲ日、つまり発売日 前日だったので前作「White」について。

 

早速ですが、つまらない前置きをさせてください。※くだらないほど長いです

 

私は最近までNEWSのファンではありませんでした。お茶の間程度の知識なので指で数えられるくらいの量。チュムチュムの緑色の黒い髪の毛の人がキラキラしていてとても印象的だったことから、NEWSの中だったら髪の毛の黒い人__加藤シゲアキが好きと言ってきました。「サンリオの中ならマイメロが好き*1くらいのテンションなので、あまり参考にはなりません。

それから月日は経ち、たまたまつけていたテレビに加藤さんが出演されており、その加藤さんがカッコよくて可愛らしいかったので、Twitterで"シゲアキ"と検索する日々が始まりました。

ある日、いつものように慣れた手つきで検索をかける。その日はちょうど加藤さんの入所日でした。

そこで出会ったというより出逢ったと言ってしまった方が腑に落ちるように流れてきた青い服を着た私の知らない加藤さん白い服を着た私の知らない加藤さん

 

後で調べて分かったことは、今度発売されるツアー円盤に収録されているESCORTという曲のMVの一部分だということと、コンサートで披露したESCORTという曲の闇写だということ。

 

簡潔に済ませると、衝撃的だった。

 

今まで検索してきた加藤さんとは一風違う、いやむしろ加藤シゲアキです!28歳です!所属はジャニーズ事務所ってこの画面の中の人が喋ってくれないと分からないほど無知な私にはハードルの高い画像。だけどみんな「シゲかっこいい😳💓」って言ってるから、加藤さんだと思うしかなかったのを覚えています。

 

2,3日購買意欲と戦ったのち、Hey!Say!JUMPのカウコン*2が円盤化されなかったのでその資金をWhiteに注ぎ込む決意をしました。

 

たった1枚の早売り写真と、たった1枚の闇写でWhiteに転がり、そのWhiteで本当にNEWSへと堕ちたのです。

 

 

「どうせセトリとか知ってたんでしょ〜〜?曲も色々知ってたんでしょ〜〜?さすがに何にも知らないってことはないでしょ?」

 

 

 

 

マジで何も知らなかった。

 

いや、マジで。

 

 

こんなの全くの自慢にならないんで哀れな目で見てくださって構わないですけど、当時はチュムチュムチャンカパーナ(踊りがなぜかできた)メンバーの軽いプロフィール錦戸さんと山Pがいたってことしか知らないです。付け加えるなら国名ばっか歌ってるかっこいい曲とか。

私の趣味が決まる幼い果敢な時期、ちょうどNEWSは活動休止をしていたこともありよく知らなかった。むしろお母さんの方がよく知ってた。

 

ということはもちろんフルスイングの存在を知らないのです!9人のNEWS、8人のNEWSも知らないのです!

 

 

長くなりましたが要するに今回はそんな私でも転がれたWhiteの素晴らしさを褒めます。

 

 

 

忠実なアルバム再現率

 

あまりのシンクロ率に葛城ミサトもビックリ。 

 

 

と、やってやった顔をして言っていますが、これはあくまで私の考察に過ぎません。

ツアーにてアルバムDVDのWhiteを再現したと捉えるか、アルバムDVDをベースとしてツアーで新たにストーリーを作っていくと捉えるか。(ここではどちらの要素も存在するものだと捉えて進んでいきます。都合が良すぎますが。) 個人差の点を踏まえてもらって、そして優しい目で読み進めてくだされば幸いです。

 

 

 

まずは登場から。ここはさぞ有名なあのエレベーターが実際に再現されています。

 

 

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初っ端から魅せてくるこの登場をアルバムDVDを見ずにツアー初見を迎えることは、冬のみかんが美味いことを知らずに冬を越してしまうのと同じなのです!あの時の私は「登場が新鮮」くらいにしか思ってないので

バカヤロウここに鮮度はいらない!!!って胸を張って言いたい。

 

 

遅れましたが、ここでアルバムDVDの流れをおさらい。

男の子が教室に忘れ物を取りに来るシーンからスタート。ちなみに、その教室の黒板には"未来はキャンパス 真っ白な世界から始めよう"と書かれています。

そこには、まるで最初から置いてあったような黒いパソコン。中にいたWEBLACKを興味本位でまじまじと見ていたら暗黒ネットの世界へ引き込まれてしまいます。

何ら変わらない学校の中にはWEBLACKと思わしき人が。(お化け屋敷に入れない人は深夜に見たらお風呂に行けなくなる感じ)襲われそうになったところで助けに来るのはMr.Whiteです。

基地のような場所で待機しており、球体のようなものから連れ去られた男の子の情報を聞き、先ほどのエレベーターで向かう。

無事救出したが、小山さんだけ「調べものがあるから」と言ってモノクロ世界でとどまります。でもあえなくWEBLACKに捕まったと情報が入り、仕方なく向かう三人。(確かに不本意な顔をして向かっているのでクスッとします)

WEBLACKがチラチラ姿を見せるのですが、小山さんが見つからないので手分けして探すことに。(ここでも結構怖いです)

加藤さんが「向こうから音がする」と声をかけ、一度集合。怪しい通路を抜け着いた場所は体育館。

そこには、エネルギーを吸い取っていくように捕えられた子供たちの姿。

小山さんもいます。

網にはガードが備えられており、とりあえずWEBLACKを消去しよう、ということで上にいた巨大なWEBLACKを消去。

(途中で突然のアニメ)

負けそうになっている4人に声援を送るのは捕えられていた子供たち。泣きながら応援しています。その涙が滴り、4人の闘志を振りたたせ、見事勝利。

徐々に色が戻り、駆け寄る子供たち。

次のカットでは、その体育館でさまざまな遊びをしています。絵を描いたり、一輪車に乗ったり、大縄跳びをしたりと平和を取り戻しました。

基地に戻った4人は、球体から感謝をされた後「それで、一息ついているところ悪いが、そろそろ裏の仕事が始まる時間だ。」と言われ、よしっと立ち上がるところで終了。

 

ちなみに、アルバムのDVDでは「邪悪な暗黒ネット世界に引き込まれた子供たちを救うために闘う人の物語」としています。あとメイキング映像もついてきます。その中でこの話の原案は加藤シゲアキであることと、衣装デザインは増田貴久であることが分かります。

 

 

 

WEBLACKと思わしき人...

 

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どこかで見覚えがありませんか?

 

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そうです。

BYAKUYAに出てくるジャニーズJr.にそっくりなのです。

 

 

 

 

・・・・まてよ?

 

ということは、私たちが愛してやまないBYAKUYAの世界は暗黒ネット世界...?

 

 

 

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もしかして突如デート場所に現れたWEBLACKを見てしまったからBYAKUYAからの凍てつく景色を見たの...?

 

 

 

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あんなに楽しかった世界からは想像もできないような切り替え。

 

 

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秋を挟まず夏から冬になりました!くらいの温度差。こたつを準備する時間もありません。

 

 

「悪者呼び出して何考えてるの?!!私たちのデートを邪魔しないで💢💢」

 

 

って誰も言えないんですよねぇ………

 

 

 

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まるで5万5千人のハニーも虜になってしまうような儚さに、デート先はWEBLACK色に染まります。

 

 

 

ここでMr.Whiteが助けに来てくれる白馬の王子様展開。※イッテQではありません

 

 

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まるで私たちを庇ってくれているかのようなアングル。私のダーリンやればできる子♡

 

ここがアルバムDVDの体育館へ助けに来てくれるタイミングと一緒なのです。なにそれ。そろそろ天才以外の言葉を教えてほしい。

 

 

まずは個人戦

 

 

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勝ちます。

 

 

 

 

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勝ちます。

 

 

 

 

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勝ちます。

 

 

 

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コヤマはWEBLACKが見つからない

 

※このあと小山さんは逃げ出します。

 

 

サファリパークで泥をひたすら小学生に投げられるポケモンじゃないんだから!!!!

必ず敵はいるのに!!!小山さんだけ戦えないのはなぜ!!!

 

 

天然だから?

 

ちがいます。

 

身長が高いから?

 

ちがいます。

 

乾杯の一杯目で酔ってしまうから?

 

ちがいます。

 

 

アルバムのDVDでは、NEWS(Mr.White)の中でただ1人小山さんがWEBLACKに捕まっているのです。

 

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これが偶然の出来事なのか、はたまた奥底に眠る繋がりなのか、この件については迷走入りです。

 

 

そして団体戦を迎え、見事勝利。 

まるで沢山の子供たちからありがとうを貰ったように、私たちからもC&Rや振り付けでありがとうの代わりとして送るように「NEWSニッポン」「希望〜YELL〜」「サヤエンドウ」*3を披露。

 

負けそうになっている4人にがんばれ!と泣きながら応援してくれている子供達に助けられ見事WEBLACKに勝利する場面、またまたちょうどここじゃない?と後で鳥肌が止まりませんでした。

 

 

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突然ですがここでひとつ。

心なしか白くないですか?

個人的にここは白くなくてもいいんじゃないか?という疑問の残るような演出。

 

"未来はキャンパス、真っ白な世界から始めよう"という言葉が頭をよぎります。

 

この時歌われているのが4+FAN。この曲が終わると、4人はメインステージへと戻ってきます。その次に歌う曲はSeven Colors 。

 

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印象に残っている方も多い、天井から落ちる風船、つまり落下物です。

星の王子さまで「星の光を今」のところで制御ペンライトの光を操る加藤さんの所属するNEWS様ですから、風船7色縛りをしないわけがないです。

 

 BLACK,WHITE? YELLOW,GREEN,RED? BLUE,ORANGE?

 

七色の魔法ですね。

 

 

ここで話に戻りますが、見事勝利した後子供たちは次のカットで体育館で画用紙に絵の具で思いおもいの絵を描き始めます。

 

 

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徹底力の塊。

風船を絵の具と見立てて、白みのかかったステージに風船を降らせるって、そんなアイディア思いつくって、4人の想像力と言うのか創造力というのか、インスピレーションが無限大すぎます。

 

 

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見事平和が保たれ、このエレベーターに乗って帰ります。まぁ、それがMr.Whiteなんですよね。

 

ここでMr.Whiteのお仕事は終了。

 

私の中のミッチーが「好き好き!そのコンセプト!」と言っています。うんうん、私も好き。

 

 

 

 

忘れてはなりません。アルバムDVDではこの後、「裏の仕事がある」と告げられるのです。

 

裏の仕事………つまり、アイドルです。

 

 

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White Love Storyや合言葉などを披露します。

 

アンコール後からは、アイドルなのです。

任務を果たしたから、アイドルなのです。

 

参りました……

 

 

 

こんなに忠実に沿われた演出力と表現力、今までにない衝撃と感動を覚えました。

本当に、本当にすばら!

 

 

 

曲の繋ぎ方

 

 何も知らない私が全く知らない曲を楽しめたのはこのような仕掛けがあったからだと言っても過言ではありません。知っている人も知らない人も惹きつけるような構成に度肝を抜かれました

 

 

1.ONE−for the win− → 恋のABO

 

これは感動、というよりも「ウチの子賢い…!」といった感じ。"will be one"で1のポーズを顔の横で。そのまま上に突き出してピンクのライトが少しずつ照らしてABOのイントロ。よくできました

 

 

2.MC→Weeeek

 

ネクストコナンズヒント!:白いペン

 

って誰か言ってくれ。

 

考えた人に下呂温泉年パス10年間分くらいあげた方がいい。

 

 

MCの流れからして、ここで曲が来るとは思えない。

 

着替えに入るため、メンバーが裏へハケる。

その時に手越さんが「俺ら欲しがりだから、名前呼んでほしいわけ。」って言ってた時誰が「あ〜これ曲フリだわ」って分かるの?!

分かったら是非転職なり就職なりして、西麻布で占い開いた方がいいですよ。食っていけます。

 

ファン「シゲ〜〜!!!」

てへぺろ

ファン「け〜ちゃ〜〜ん!!!」

てへぺろのち照れ

ファン「ゆ〜や〜〜!!!」

→180°投げキッス

 

「あの人欲しがってまだ出てこないから」と再度手越さんからお願いが。

ファン「まっす〜〜!!!」

ハッピーターン食べて誰かと喋ってるまっすーの姿がモニターに。

 

ハッピーターンが大きいの、それともまっすーが小さいのどっち?」「本番中ですよ〜。」「誰と喋ってるの?(笑)」と少し話すうちにペンを持ち出すまっすー、その文字は……

 

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「Weeeekだよーーー!!!!!!!!!」

「いくぞ東京ーーー!!!!!!!!」※かぶせてイントロ

 

この小山さん、セリフを言う前は何にも知らない顔してまっすー攻めてたのに、振り返ったと思ったら急に東京を加速させる。

 

あ"〜好きになっちゃう"〜〜!!!

 

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私の中のシソンヌが抑えきれてません。

 

 

 

3.ロメオ2015→ESCORT

 

今ではNEWSの脱ぎ脱ぎ担当小山さんをエスコートしている人があの青い服の加藤さんだと分かった時は涙腺が緩む代わりに手汗が尋常じゃないくらい出ました。

購入するキッカケが青い加藤さんだったからという理由も少なからずあるかもしれませんが、こんなの、好きにならないわけがないじゃんっ。

ごめんなさい要するに、見てください。

 

 

 

4.チャンカパーナWORLD QUEST→さくらガール

 

まるで一曲フルで歌っているような滞りのない流れ。曲のフィニッシュが次の曲に近いフリで終わるので、ブツ切れはないです。得点は500すばら!

 

 

 

5.Mr.White vs WEBLACK→NEWSニッポン

 

悟空が出てきそうなくらいのC&R。先述したありがとうの気持ちで方角を叫んでいたらいつのまにかNEWSニッポンになってた。楽しい!!!ヽ(;▽;)ノ

 

 

6.アンコール

 

先ほどのエレベーターまでがMr.Whiteだという話、覚えていますか?

そして裏の仕事が残ってるって話、覚えていますか?

 

その後にまさか釣り上げられたイカのように締められるとは、だれも思いません。

 

 

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1人1人が白いペンを持って、画面に何か書いてくれています………

何だろう何だろう?と待っていると…

 

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LOVE の文字………

 

「キャーーーーーーーーーー私も好きーーーーーーー!!!!!だいすき!!!!」

 

 

甘いぞ!

 

 

さすがに鈍感じゃないので、Loveという文字が残されたまま私たちが帰るはずもなく、アンコールをします。まぁ、出るよね?キャーーーーーーー嬉しい!また会えた♡

 

 

 100点満点のテストで平均点取れたらいいって思って受けたけど5点くらい足らなかったみたいな回答です。

 

 

彼らはこの「LOVE」を曲ふりとして仕掛けていたのです。

 

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 なにそれ?良い意味で裏切られてもなぜか悲しいなんて思わない!しかもまたペン!!コナンくんが使えない。

私あの、ほら横の画面をこうやって曲フリに使うグループ初めてなんだけど??横の画面メンバーとか映すやつだよね?(笑)いや〜〜これこそ新鮮!!!!!素晴らしい!!!

 

 

7.Wアンコール→チュムチュム

 

 

今度こそハニーも終わりだと思っていたが、なにやらまだ続くようです。

 

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もう終わっていいの?終わるの?えっいいの?と訴えかけるミシュランマン*4のような物体。

 

 

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この時はまだ、これがNEWSの次期シングルのチュムチュムのジャケットと関連してるということをハニーたちは知らないんですよ………(NEWSとはうっすら読めるものの)

とりあえず耳を澄ましてるからにゅーす!にゅーす!と叫んでみる。

 

 

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君だけサボるの?

 

まぁ、まぁまぁまぁ、といった雰囲気。

 

 

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え?

 

いやいやいやいや耳澄ましておいてそれ???ハニープンプン(*`へ´*)な気持ちを抑えつつまだ叫びます。この時の声帯、ご無事だったでしょうか?

 

 

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最初からそうやってくれよぉ……と言いたい気持ちを抑えてこの先何かわからない出来事をクラップしながら待ちます。

 

 

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笑ってくれるとうれしい♡ともはやこの子も許しちゃうようになります。(ここでMr.Whiteのイントロが流れてます。)

 

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逆にインドカレー屋さんでは流れないようなよくある音が流れ……エイヤーエイヤーエイヤーアーアーアー………とイントロ。

 

これが初お披露目となったチュムチュム。Wアンコールで、チュムチュム! 

 

 

とても練られたコンサートだと思った。切実に。

 

 

 

で、これこそ本当に余談ですが、多分私みたいな人いるんじゃないかと信じて、書きます。

 

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この記事書いてて気づいたのですが

 

 

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こうなんですね(笑)

 

てっきりこれだと思ってた… *5

 

 

 

ということで私のWhiteほめを終わりたい……のですが、ただの主観考察ブログみたいになってしまったので番外編。

 

 

番外編

お茶の間出身の私が驚いた手越さんのギャップほめ。

 

Mr.Whiteの手越さん

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私は今までイッテQのイモトアヤコに好かれる手越裕也とか、柏◯由紀などといったそっち系のフライデーに撮られる手越裕也とか、歌番組とかで積極的に投げチューする手越裕也とかしか知らなかったので、この笑顔には初っ端からやられました。私の見たことないキラキラした手越さんが、見たこともないような可愛い顔をして歌ってる。ファンに見せる顔はこんなに可愛らしいんだ…とこの出来事もNEWSへとハマるキッカケとなりました。私もこの笑顔が欲しかったのかも。

 

 さくらガールの手越さん

 

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儚いの類義語を広辞苑で調べたいくらい、どこか悲しくてどこか苦しい瞬間でした。花びらの量はMステの嵐のSakuraほどではありませんでしたが、丁度いい少し多めの桜がより曲のアンハッピーさを引き立て、「散りゆくから綺麗なんだってさ」と言われ、「そんなこと知らない僕に何が出来たって言うのさ」と追い打ちをかけるように私を堕としにかかってきました。この骨身から滲み出るような手越さんの儚さは、今は亡き父を想っているからなんだというつぶやきを見た時はどこか腑に落ちた気がしたんですよね。

 

 

MCの手越さん

 

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ここで初めて手越さんが恥ずかしがっている姿を見た時は、あぁ今度こそNEWSのファンになろうって素直に思えました。手越さん1人でこんなに知らないことがあるんだから、3人にもまだ知らない素敵な部分があるんだ。知りたい!もっと知りたい!とNEWSのファンになるために踏み切ったところです。(この後生声でのありがとうございましたに感動して決意が固まります)

 

 

というように…キッカケは何であれ、Whiteの中には人を惹きつける要素がこれでもか!というくらい存在します。初めての方に2012年秩父宮のコンサートか、2013年10thコンサートか、2015年Whiteかをまず最初どれを見て欲しいかと言われたら、まずはWhiteを推奨します。Whiteからはフルスイングの思いなど、重い決意などが気づけないかもしれません。*6 それでも命かけて言えます。

 

忠実に再現しながらもコンサートとして成り立っているWhiteは、名盤です。

 

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ステマではありませんが、アルバムDVDのメイキングも愛で溢れてますのでそちらもご覧ください♡

 

 

忠実さ、構成力、そして手越さんのギャップ。それらをもって私の #にゅすほめ とさせていただきます。ここまで読んでくださり、ありがとうございました〜!

 

 

 

 

 

White 【初回盤】(DVD付)

White 【初回盤】(DVD付)

 

 噂のDVD付きWhiteです。

 

 

 

 

 MCが付いてきます。楽しいです。

 

 

 

 MVのメイキングがついてきます。楽しいです。

 

 

 

 

そして忘れてはなりません。

 

 

 

 

 

Whiteの次のコンサート「QUARTETTO」の円盤が明日!!!!!!明日に出ます!!!!!!!パフ!おめでとうございます!!!!パフパフ!!念願の年内発売です!

 

 

 

 

 

*1:ちなみにマイメロではなくパティ&ジミーが好きです。

*2:Hey!Say!JUMP JUMPing CARnival Count Down Concert 2015→2016 in 京セラ  分かってたんです円盤化されないのは。私とJス◯ーム間に信頼は存在してなかったので…(笑)

*3:シゲー!!!!!を含む

*4:f:id:sanzi_no_oyatsu:20161210202813j:plain

*5:f:id:sanzi_no_oyatsu:20161212210940j:plain

*6:Whiteであまりに4人が強くなってフルスイングを普通の曲のように歌っているので後々調べたり2012年を見て知りました。あの、ごめんなさいめちゃくちゃ褒めてます。