地下道のお菓子より

いつしかの君へ

輝き続けるなら

 

 

 

Jr.祭りに行ってきた。

 

私の処女作である樹うちわは何かに見捨てられ役目を果たすことは無く、低木のような私は謎に拘っている新緑のファンを装い続ける事に執着し、ヒールは履かなかった。その結果、周りの環境に恵まれずスタンド席でさえ埋もれ、悔しくて悔しくて、少しだけ手の震えが止まらなかった。

 

それでもある意味悔いはなかった。この日のために予習したPrincePrincessの振り付けも周りのプリンス担に怠ることもなく出来たし、Love-tuneのCALLではタイミング0ズレでHey!をした。後ろの長妻担に負けじと頑張った。心から楽しめた。噂の道枝くんも出ていて、少し得した気分になった。

 

さて本題。この星のHIKARIの合唱とAmazing!!!!!!が脳裏から離れようとしない。 Amazing!!!!!!は3秒だった。少年倶楽部で映像化されて以来ずっと見続けた結果、静寂の中フォーメーションが出来上がっていく時点で次がAmazing!!!!!!だということを確信した。一緒に入った西畑担と平野担の友人たちに「ねぇ、ねぇ、ねぇ」と言っていたら「え???どうした???」と言われた。その反応は間違いではない。私はどんな過激なファンサも腰振りも菩薩のような顔をして眺めることのできる冷静の固まりだからだ。そしてその確信は間違ってはおらず、彼らは座りだして歓声が少しずつ出てきたその時、イントロが始まって割れんばかりの歓声が沸き起こった。Amazing!!!!!!はあの環境の中で需要のある曲だったことに間違いはない。

初めてAmazing!!!!!!を聞いたのが少年倶楽部であったため「So so we are Amazing!!!!!!」の後を知らず、2番の歌詞に感嘆した。愛が欲しかったらくれる、泣いてるなら寄り添ってくれる。あの厳ついお兄さんたちがそこまで優しくしてくれるとは普通誰も思わない。「叫ぶSomebody 揺れるEverybody」は何故かエビカニクス*1のリズムで再生されるため、塗り替えられてよかった。

「側にいるから信じてみろよ」1番驚いた。私たちに選択肢を委ねている。「信じろ」ではなく「信じてみろよ」。彼氏が両手を広げて「来いよ」でもなく「おいで」でもなく「来る?」と聞いているようなものだ。「ついてきな」と強気だったのに、信じるか信じないかは任せるが、覚悟はしとけと宣言する。そこにSixTONESの強さを感じた。

 

この星のHIKARI。MC開け一発目だった。私の周りには立ってる人が少なく、しかも私のいた反対側で曲が始まったため本人は遠く関心の少ない方は座っていた。その中での合唱。ジェシーは「歌って」とイヤモニを外しながらファンに委ねているのをモニターに抜かれていた。その瞬間、何処からか湧き出る使命感に駆られて一生懸命歌った。カラオケに人生で3回しか行ったことがなく、行ったとしても人の歌を聞いてその場を盛り上げるような人間が、たったワンフレーズではあるが一生懸命歌った。

結果、そこまで大きな合唱にはならなかった。それでもあの瞬間、SixTONESの事が愛おしくて仕方ないSixTONESのファンであることは間違いでなかった。緩ませることは出来ても、自慢の鉄の涙腺をボコボコに殴ることができるのは、彼らしかいない。

 

SixTONESのファンになろうと決意した。

SixTONESのファンの方々はステマも惜しまない協調性の強い民族性、そこも好きになった。デビューへの執着が強くて、見ていて気持ちいい。お世話になった友人の樹担も、とても良くしてくれた。

 

この出来事全てひっくるめて彼らにデビューしてほしいと思えた。SixTONESのファンの方々が口を揃えて「デビューが追いついてない」と言うのに心の底から賛同した。彼らは原石ではなく既にダイヤモンドなのだ。

 

1人でも立たない人がいないような場所で歌ってほしい。気持ちいいやり甲斐を感じてほしい。騒音にかき消されそうな合唱ではなく、会場全員が歌う環境でずっとコンサートをして、素敵なファンに囲まれた彼らを見たい。悲しい顔をして欲しくない。

 

「デビューしてほしい」私にとっては初めての感情。後悔させないと豪語する彼らを、心から好きになった証拠でもあった。